納骨堂の利用を検討するにあたって最も気になるのがその費用の相場と、実際にどのようなサービスが料金に含まれているのかという点です。
納骨堂とは従来の墓石を伴う屋外墓地とは異なり、屋内施設内に遺骨を納めることができる現代的な供養スタイルの一つで都市部を中心に需要が高まっています。
納骨堂の費用はその形式や立地で大きく異なりますが、一般的には30万円から100万円程度が相場とされていると言えるでしょう。
永代供養が前提となっている納骨堂では契約時に一括で支払う永代使用料の中に、納骨スペースの利用権定期的な読経や供養施設の管理費などが含まれているケースが多いです。
一方一定期間(たとえば33回忌まで)を区切って契約しその後は合祀されるというタイプの納骨堂では、費用がより抑えられる傾向にあります。
サービス内容には仏壇式の個別スペースに位牌や遺影を設置できるタイプや、ICカードによって自動的に納骨室が開くロッカー式、またタッチパネルで先祖の名前を検索して礼拝できるデジタル型など形式で大きな違いがあるのです。